断捨離のススメ①保管場所を減らしてコストダウン?要らないものの処分方法とは
転居先を探す際、条件としてまず確認するのが間取り、現在住んでいるところと同じようなサイズを探さないと、そもそも荷物が入らないという事態になってしまいます。収納スペースなんかも、気にするところでしょうか。一般的に居住空間を広く持ちたいのは当然のことで、それなりに広い間取りに憧れてしまうものです。もちろん、それに伴い家賃も高騰していくわけですが・・。
そう、当たり前ですがスペース=お金がかかるものなのです。
- 1居住空間としての間取りは十分に確保すべし
- 2保管場所前提の間取り探しはNG
- 3必要なものと不要なものの見極め方
- 4長期不要(季節物など)はいっそ外部倉庫へ
- 5処分する前に、リサイクルショップへ
- 5まとめ
1居住空間としての間取りは十分に確保すべし
生活を満たすという意味では、最低限ストレスのない間取りの確保は必要かと思います。家具や家電が並んだ時に、窮屈と感じてしまうのであれば、知らず知らずストレスが蓄積されてしまいます。長期に渡って住む前提ならば、十分な広さを求めるのは、生活するうえで必要なことでしょう。
2保管場所前提の間取り探しはNG
一方で、保管品のことを踏まえた住居選びはお勧めできません。もちろん、予算として十分事足りるのであれば、居住空間と保管空間を兼ね備えた物件を選ぶこともできますが、一般的なご家庭であれば、家賃をできる限り下げたいと考えるのが普通ではないでしょうか。
例えば、もう使用しなくなった家電や昔集めたコレクション、季節物の衣類などは、現時点で使用しないものであり、それを置くために、広い間取り=高い家賃を払うのは、もったいない気がします。中にはそれらを置くために、居住スペースを削減してしまう方もいますが、住居という観点からいえば、本来の目的と異なるのではないでしょうか。
3必要なものと不要なものの見極め方
使わないけど、処分するのは”もったいない”と感じているものは、処分してしまっていいでしょう。上記の観点から、スペース=お金と考えると、確保しなければならないスペースこそがもったいないと考えられます。知らず知らず毎月家賃という形で、お金を支払っている訳ですから。
次に、必要かどうか迷うもの、これも処分していいでしょう。そもそも必要なものなら迷いません。
4長期不要(季節物など)はいっそ外部倉庫へ
例えば、衣替え後の冬物衣類、夏場だけ使用するレジャー用品などは、いずれ使用する時期が来ます。ただしそれは半年~1年後。そういった場合、外部に倉庫を借りるというのも賢い手段のひとつです。家のスペースより格安で、保管をしてくれる業者がいます。
5処分する前に、リサイクルショップへ
処分しようにも、家電や粗大ごみに分類されるものは、お金がかかってしまいます。まずは、リサイクルショップに査定を申し込みましょう。思わぬ高値がついたり、買い取れずともタダで引き取りしてくれるケースが多いです。
5まとめ
私は前職で在庫を抱える物流センターに勤務していました。それまで、保管場所の価値なんて考えていませんでしたが、ある日ベテランの先輩が”この空間がもったいないなあ”と、独りごとを言っているのを耳にしました。当時は何を言っているのかあまり深く考えませんでしたが、スペースをどれだけ活用できるかが、物流業務の売上、利益に直結すると気づいたのは、勤めて2年が経過したころでした。
一般的に物流センターの保管場所を借りた場合、常温で月額1坪(およそ2畳分)3,000~5,000円程度でしょうか。そこにどれだけ多くの荷物が置けるかが、そのセンターの価値と言えます。当然無駄なものや”もったいない”スペースに注視し、その都度レイアウト変更や整理整頓を行うわけです。そう、スペース=お金と分かったわけです。
家で考えたとき、家賃は非常に高価で毎月支払うものです。保管場所だけで考えた場合、もっと安く済む方法はありますし、それで間取りを多少落として、家賃を安価にしたほうが実は経済的であることと気づいたのです。実際に、私はもともと一人暮らしでつかっていた1LDKの家から、1Kの家に引越しをした際、不必要なものをすべてリサイクルショップで処分しました。使用しない家電やいらない衣類、雑貨を処分した金額は3万円弱ほど、家賃は2万ほど減少し、部屋のスペースも以前と変わらないと感じるくらいになりました。年で考えると24万円、不要なものに支払っていたわけです。
もちろん外部倉庫 を使用する手段もありましたが、当時は無知であったため、今になって後悔しているものもあります・・。
さて、今回は保管場所について記載させていただきました。ご参考いただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。