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【子育て】親の財布からお金を盗んだことがある?

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あれ?お財布からお金が減っている?という経験がある方、多いと思います。もちろん勘違いであればいいですが、例えばそれが何度も繰り返された場合、あなたは誰かを疑いますか?

 あれ?昨日より財布の中身が減っている?

こんな経験、誰しもあると思います。私なんかは飲みに行った翌日は大半これですね(笑)多分、調子に乗って2軒目、3軒目と使ったのであろうと。何せどれだけ飲んだかも覚えてないから、これは頷けます。

では、まったく身に覚えのない形で、頻繁にお財布の中から現金がなくなっていた場合、何を考えますか?もし一人暮らしでこれがあったら、警察or病院でしょうか。なんにせよ第三者か自分の記憶を疑います。

では家族がいらっしゃる家庭ではどうでしょう。考えたくない可能性も考えなくてはなりません。そして、大抵は考えたくない可能性に話が転びます。

そう、自分の子供がお金を盗んでいたとしたら。

 

 

1,お金が無くなった?時の初動

まず、当たり前ですが直近の買い物や出金状況など、お金の動きを冷静に思い出しましょう。家計簿等つけている方なら、ある程度把握できるはずです。疑うべきはまず自分から、が基本です。

これが勘違いであった場合、多数の人を傷つける可能性がありますので、十分に注意する必要があります。

2,誰かを疑う発言はNG!

再三にわたり同様の事例が発生している、無くなる金額が全額ではない、など、明らかに第三者の犯行ではない状況であれば、それは家庭内の誰かがあなたの財布から現金を抜き出している事になります。もちろんそれが旦那さんの可能性もあるでしょう。

ここで必要なのは、表立って誰かを疑う発言をしない、ということです。

子どもがもし犯人であった場合、自分が疑われたことにより、被害者意識から自分のやっていることを正当化します。旦那さんを疑った場合、バレていないという解釈をします。確実に現場を見たなどの理由がない限りは、表立った犯人捜しはやめたほうがいいでしょう。

ただし、問題にしない、というわけではありません。

あった事実は伝える、困っているぐらいの表現は必要です。何も言わないと、永遠に続くのみです。

3,子供がお金を盗むときの心理

例えば道端でお金を盗まれたとき、あなたは犯人に対し、とてつもない嫌悪感を示すはずです。お金は生きるために最重要なことで、それを奪われたのなら憎むべきです。

対して、子供はそういったお金の価値を知りません。何せお金の教育は学校では教えてくれませんし、自分で稼ぐ苦労もしりません。これは悪いことではなく、当然のことなのです。子供にとっては、お金はお菓子やゲームを買う引換券に過ぎないのです。

 

悪いことをしているとは分かりつつも、娯楽という誘惑には負けてしまう。人間としてまだ未成熟であり、大人ほどの節度は当然ありません。あなたは裏切られたと思うかもしれませんが、そこまでの想像力は、まだ子供には求められません。

 

4,子供が盗みをおこなってしまう家庭の特徴

子どもが盗みをおこなってしまう環境はある程度決まっています。意外にも、裕福な家庭で育った子供は、盗みを行わない傾向にあります。まあそれも当然で、裕福な家庭では、ほしい物が言わずとも買い与えられる方が多く、母親が専業主婦であれば、教育やコミュニケが十分とれます。

逆に、子供に十分目が行き届かないような家庭で、こういった事例は発生しやすいと言われています。

例えば

1,子供と話す機会が少ない(共働きなど)

2,家計の話(厳しいなど)を子供が耳にする環境

3,買い物や外食で、子供が金額を気にする環境

 

お金のネガティブな話が聞こえてくると、子供はどうしても遠慮しがちになります。その結果、ほしい物や必要なものが言い出せず、こっそり手に入れようとするわけです。

5,お金を盗られたと思った場合の対処法

まず疑っているように見せないことが前提ですが、警察というワードや、管理方法を変えるなど、盗られない工夫を行いましょう。会社のコンプライアンスと一緒で、それが行えない、あるいは起こりにくい環境を作ってあげることが重要です。誰だって魔が差すことはありますし、ましてや子供です。かといって放置しておけば、何年も不明な支出が発生しますので、問題にはするべきです。

 

現場を確認した場合

まず、軽蔑や裏切られたと思う感情は持たないで、理由を聞いてあげる必要があるでしょう。理由は思っている以上に単純なことが多いです。あるいは、友達からのイジメなどの別問題が発覚する場合もあります。この場合は対処方法が変わってきますが、ひとまず理由を聞いたうえで、理由についての解決策を話し合いましょう。決めつけや一辺倒な説教はNG、話し合うという事に意味があるのです。

 

また、普段からお金に対する教育は行っていくべきです。お金の話=汚いと思われがちですが、生きていく上で一番重要なことで、個人的には学校の授業でも必要なことだと思います。これをおろそかにすることで、ギャンブルにのめり込んだり、散財癖がついたり、とお金に盲目な成人になってしまう恐れがあります。

参考までに、現在youtuberとして活躍しているカジサック(キングコング梶原さん)ですが、4人の子供がいらっしゃいます。子育ての一環として、家事手伝いによるお小遣い制をとっているとのことで、これは非常に効果的ではないかと考えます。お金は労働による対価という事を若くして学習しておくことで、お金を稼ぐということ、お金の大切さが身につきます。youtube内でも確認できますので、興味があれば確認してみてください。

 

最後に

私の友人で、小学校5年生の子供が5万円の現金を盗んだという事案が発生しました。

普通だったらバレて当然、しかも理由は、ランチで友達と同じものが食べたかったからという内容でした。休みの日にコンビニで買い物をした際、自分は菓子パンしか買えないのに友達はおいしそうなパスタを食べていたことが理由らしいです。にしても5万円って・・。子供の考えることはよくわからんものです。。